子宮んの症状セルフチェック

子宮がんは、子宮頸がん・子宮体がんどちらも初期段階では無痛・無症状のことが多く、自覚症状からがんの発症を疑うということは困難なものとなっています。

しかしながら、子宮がんは身体や分泌物に特徴的な変化が見られるがんでもあります。

そういった身体が出す子宮がんの疑いのサイン、些細な変化や症状を見逃さないことが、早期発見・早期治療に繋がるものとなります。

ここでは、子宮がんの症状セルフチェックについてご案内していきたいと思います(^^)

まず、子宮頸がん・子宮体がん、どちらにも共通して起きる症状が「おりものの異常」です。

おりものは、子宮自体の自浄作用を司っており、子宮が健康で正常な場合は無色透明あるいは白色で、臭いもほとんどありません。

また、皮膚に触れても痛みやかゆみは伴わず、下着やナプキン、パンティライナーなどに付着しても、異臭を放つといったこともありません。

それに対して、子宮がんに罹患した場合に分泌されるおりものは、異臭がする、色が黄色や褐色になっている、皮膚に触れると炎症を引き起こすといったものに変化します。

これは子宮内のがん細胞の壊死や、腐敗菌の繁殖、不正出血の混入などが原因となっており、子宮の異常を示すサインともなっています。

おりものにこれらの変化が見られた時には、速やかに子宮がんの検診を受けることをお勧めします。

また、他にも子宮がんの症状として疑わしいものがいくつかあり、これらをチェックする事で、子宮がんを早期発見する可能性を上げることができます。

子宮がんの症状セルフチェック項目

以下に、子宮がん症状のセルフチェックをまとめてみましたので、簡易的な自己診断に役立ててみて下さい。

  • 月経不順、不正出血などの月経異常が続いている
  • 月経の時以外にも、微量でも性器から出血することがある
  • 背中や腰に神経痛のような痛みを感じる
  • 性交時に激痛を感じたり、出血したりすることがある
  • おりものの量が増えたり、異常がみられたり
  • 下腹部に張りや痛み、違和感を感じる
  • 排尿・排便に不便を感じる
  • 肥満・高血圧・高脂血症などが気になる

これらは子宮がんに見られる症状の代表的なものです。

不正出血や性交時の出血は、子宮がんの自覚症状のひとつです。これは、膣部に近い部分にがんができ、そこから出血がみられる場合に起こりやすくなります。

しかし、不正出血といっても月経時のようなまとまった量の出血が起きると決まっているわけではありません。

大量の出血を起こす場合もありますが、出血量がとても少なくて、不正出血が起きていることに気付かない程度の出血のこともあります。

ですから、子宮がんの早期発見には、ちょっとショーツに出血したかのような薄い汚れが付いたというようなことでも、「おかしい」と気付いて、婦人科を受診することが必要になります。

子宮がんが進行して周辺臓器に転移がみられるようになると、背中や腰、また下腹部などに痛みを感じたり、排尿や排便が困難になったりすることがあります。

また、子宮がんの代表的な症状としておりものの異常がありますが、おりものの異常については上記で述べたとおりです。

さらに、肥満や高血圧、高脂血症の人は子宮がんになるリスクがそうでない人よりも高くなりますから、定期的に子宮がん検診を受けるようにしましょう。

当てはまる項目の多い少ないに関わらず、これらの症状を自覚したことがある方は、一度子宮がん検診を受けてみられることをお勧めします。

進行した子宮がんにみられる症状

子宮がんが進行すると、膀胱や腎臓などの周辺の臓器にまでがんが広がります。膀胱の粘膜部分にまでがんが進行すると、血尿や頻尿などがみられるようになりますし、腎臓にまでがんが広がると、「水腎症(すいじんしょう)」や「尿毒症」が引き起こされます。

水腎症というのは尿の流れが閉塞されることで、満杯になった尿によって腎臓が拡張してしまった状態になる病気です。

尿の流れが滞りますから、尿路感染症になりやすくなり、尿路感染症を発症した場合は抗生物質が効きにくいために、膿腎症(のうじんしょう)になりやすくなります。

膿腎症というのは、腎臓部分に膿が溜まってしまう病気ですが、腹部膨満や高熱、腎臓部分の痛み、食欲低下、倦怠感などの症状がみられ、悪化すると敗血症に至ることもあり、命の危険が伴いますから注意が必要です。

尿毒症とは、腎臓の働きが悪くなる病気のことです。そのため、尿毒症になると老廃物の処理やホルモンの分泌や不活性化、そして電解質バランスなどの生命維持に必要な機能に障害が生じます。

結果として、高血圧やむくみ、心不全を起こしやすくなるほか、感染症にもかかりやすくなります。また、食欲不振に陥りますから、それに伴う栄養障害やエネルギー不足といった問題も引き起こされます。

このように、子宮がんが進行して周辺の臓器にもがんが転移することで、それに伴う数々の症状がみられるようになります。

ただ、ここまでがんが進行してしまうと命の危険は高まりますので、早い段階で子宮がんを発見することがやはり望ましいといえます。

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