子宮頸がんのヒトパピローマウイルス(HPV)検査

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子宮頸がんのヒトパピローマウイルス(HPV)検査

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子宮頸がんヒトパピローマウイルス(HPV)検査についてご解説!

 従来の子宮頸がんの検診で行われていた検査は、内診・視診・細胞診で完了するものでした。

しかし、近年子宮頸がんの原因がHPV(ヒトパピローマウイルス)への感染によるものだということが明らかとなり、新しい検査方法としてHPV検査が広く用いられるようになってきました。

HPV検査は、ウィルス感染を調べる検査法ですが、細胞診の際に摂取した細胞を利用して検査を行うことが出来るため、受診者の心身に新たな負担をかけることなく診断を終えることができます。

HPV検査では、採取した細胞にHPVが感染しているかどうかを調べますが、この検査ではウィルスの遺伝子(DNA)を検出する技術が採用されています。

そのため、HPVへの感染有無をより高感度に検出できるというメリットがあります。

また、HPVは従来の細胞診に組み込みやすく併用が出来るため、現在では公的な子宮がん検診にも積極的に取り入れられています。

現在、子宮頸がんの発症する原因はHPVへの感染にあることが判明していますが「HPVに感染している=子宮頸がんのリスクがある」ということではありません。

実は、HPVは非常にありふれたウィルスで、性交渉経験のある女性の約85%は感染していると言われています。

では、85%もの女性が子宮頸がんのリスクを負っているのかというと、そうではないのです。

HPVには100種類以上のタイプがありますが、その中でも16型、18型を始めとした13種類が子宮頸がんと深い関連性があるとされ、ハイリスク型のHPVと呼ばれています。

最新のHPV検査では、この13種類のハイリスク型HPVを特定して感染の有無を診断することが出来るようになっており、HPVの感染有無のみでなく、感染しているHPVが子宮頸がんの原因となるかどうかまで識別が可能になっているのです。

HPV検査で分かるのは、ハイリスク型のHPVへの感染有無ですので、陽性と診断されても子宮頸がんであるという結果には結びつきません。

あくまで「将来的に子宮頸がんになるリスクがある」というだけに留まります。

また、ハイリスク型のHPVに感染していたとしても、その多くは自然に消滅するものです。

子宮頸がんの早期発見のためにも、検査結果を怖がらず、積極的にHPV検査を受診することをお勧めします。

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